１０/１９

ー完璧なファーストタッチで相手を支配するー

お世話になっております。

本日は、朝から降り続いた雨のため、開催できるのか不安でしたがみんなの思いが通じてくれたのか、開催する事ができました。

本日のテーマは、『ファーストタッチ』

いうならば、次のプレーをスムーズに行うための自分へのパスです。

単純にコントロールといっても、無数にある局面に応じた、判断を伴ったコントロールが必要になります。

その中でも、今回は自らパスコースを作り出すための運ぶを意識したコントロールや

スペースがない状況で必要になる止めるから運ぶをミックスさせたコントロールを意識したパス＆コントロールのトレーニングを行いました

スペースのない状況では、足元にしっかりと止める事ができなければすぐに相手に奪われてしまいます。

逆に、イニエスタ選手の様にピタッと足元に止まれば、守備側は奪いにいけません。

もしそれでも相手が飛び込んでくるようであれば、そのチカラを利用してワンツーやドリブルでかわすことが出来きます。

それと今回子どもたちに、もうひとつ覚えて帰ってもらいたかったコントロールがあります。

それは、コントロールしない事もコントロールだという事です。

相手が勢いよく奪いにきた場合、時にはその力を利用してボールに触れずに抜きさる事も学んでもらいました。

どのコントロールを選ぶべきなのかは、全て相手が教えてくれます。

だからこそ、相手と状況をしっかり観察しておかなければなりません。

その中で、子どもたちには、もっともっと相手の裏をかくファーストタッチをしてもらいたいです。

守備側に、奪うチャンスすら与えない様になってもらいたいです。

それが、僕の求める完璧なファーストタッチです

今回の練習で、僕自身もすごく考えさせられました。

近年、ドリブルスクールといわれているものが人気があるように、サッカーに一番大切なコントロールと意図したところに蹴る技術が本当におろそかになっている様に感じました。

何より子どもたちが、そういった練習を普段からやりこんでいる様には、感じられませんでした。

僕自身も、子どもたちに、もっと高いステージに行くためには、必要な技術なんだという事を伝えていかなければならないと、あらためて感じさせられました。

最後になりましたが、本日も一生懸命トレーニングしてくれた子ども達、そして寒い中、送迎等でご協力いただいた親御さん、本当にありがとうございました。