【10/28 ソルビスタ長岡京市校】-どうして?を育てる-
お世話になっております。
本日も、ご参加いただきましてありがとうございました。
本日は、『自ら突破する』『自らパスコースを作りだす』をテーマに取り組んでもらいました。
まだまだ、練習に対する意欲・意識には個人差がありますが、少しづつではありますが、今まで出来なかった事が表現できる様になってきました。
最近、ずっと考えている事があります。
それは、『どうすれば、子どもたちの意識を劇的にかえてあげられるのか』
練習をみていると、時々もっと本気で取り組めば、もっと高いステージにいける可能性が広がるのになと感じてしまう事があります。
ただそれを、どうすれば気づかせてあげられるのか。
これこそが、本当に永遠のテーマのように感じます。
以前にも、ここで話したように『時間は有限』です
僕は、引退してからそれを、特に感じる様になりました。
『自主性』
聞こえは、いいですが本当に難しいと感じています。
最近、実家で自分が13歳の時に書いていたサッカーノートを発見しました。
そこには、『なぜミスがおきたのかを考える』『ミスには原因がある』『プロで活躍するためには何をしなければいけないのか』『周りと同じ意識で練習している場合ではない』『自分には時間がない』と記されていました
何がいいたいかというと、自分自身の事を振り返る能力はもちろんの事、
『なぜ?』『どうして?』を常に考える習慣がみについていました。
それは、もちろん自然に培った能力ではなく、当時のサンガの育成を指導してくれていた、コーチ陣が与えてくれた『自主性』という名の大きな武器でした
今の時代、情報や物が溢れすぎていて、自分で考えなくてもすぐに答えを導いてくれます。
自ら考える力が低下してしまう危険があります。
答えを知っているだけに、自ら失敗してきずく回数が圧倒的に減ったように感じます
サッカーのプレーでも、知識があるため、良くも悪くもですが非常にスマートにプレーできる子どもが増えた様に感じています。
誤解してもらいたくないのは、今を否定している訳ではありませんし、正解は人によっても違うのでわからないです。
ただ問題は、その知識です。
自ら失敗を乗り越えて考えぬいて得た知識なのか
指導者から全て教わって得た知識なのか
もちろん、指導者から教わる事ですごく成長できる事は、間違いなくあります
ただ、自ら問題を解決する事で導きだして得た経験は、知恵となり蓄積されていきますし記憶に残り続けます。
さらには、後者の方が今後の成長スピードも、圧倒的に違うと確信をもっていえます。
今まで、自分を成長させてくれた指導者の方々の様に、子どもたちに自ら考え行動できる選手になってもらえるようにアプローチしていきたいです。
子どもたちの『なぜ?』『どうして?』という感情を刺激できるよう頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。