11/15 特別スクール

今回も、寒い中たくさんのご参加いただきましてありがとうございました。

今回のトレーニングでは、攻守の切り替えがたくさん入る中で、頭を休ませず次に起こりそうな事を予測し続けられるようになってもらいたく、様々な設定を設けて取り組んでもらいました。

５ｖｓ５の同色へのパスがナシのトレーニングでは、素早い判断力とボールを受ける前の観察力が必要になります。

ボールを受ける前に『次のことを考える事』

これも、もちろん大切で多分こどもたちも耳がいたくなるほどいわれてきた言葉だと思います。

考えておくはずが、決断するになっている事がたくさんあります

だからなのか、全ての子どもたちは、次のことを考えて準備した結果その状態で思考停止になってしまっています。

ボールが来る前に、素早く考えていたはずが、『ボールがきた後は考えない』

という思考停止状態になっている事がたくさんあります。

だから僕の考える、ボールが来る前に必要な事は『予測しておく事』です

サッカーは、1秒後には状況が変化しています

いいかえれば、1秒前はもう過去の出来事です

さっきまでの状況が、ボールを受けた時には微妙に変化しています

この微妙にかわった状況に、瞬時に対応できるようになる必要があります。

これらを、攻守がめまぐるしく変化する状況の中で

相手が『奪いそう』『奪われそう』

味方が『奪いそう』『奪われそう』

『どうなりそう？』

に敏感にきずくことができるようになってもらいたいです。

そのためには、頭が休んでる選手では対応する事ができません。

ボールを受ける前にも次のプレーを考えているけど、受けた後も微妙にかわった状況に対応して予測し続けられるようになってもらいたいです。

もっといえば、自ら抜きにかかる事で状況を変えてしまう選手になってもらいたいです。

まずは、ドリブルで抜けないか？

抜き切らないまでも相手の体勢を崩してパスコースを作れないか？

自分がキープする事で味方を走らせてスルーパスを通せないか？

今までの、自分と相手・ボールだけの関係から味方と味方をつなぐ選手へと、発展していってもらいたいです。

決断したのならば、迷わない！！

相手より素早く判断し、準備が整う前に行動する！！

攻守の切り替わる状況はチャンスでもありピンチでもあります。

誰よりも素早く敏感に気づくことができるように

判断力・決断力で他を圧倒する！！

今回2日間と限られた時間でしたが、変化もみられ非常にいいトレーニングを行うことができました。

12月も不定期開催にはなりますが、時間が許す限り開催したいと思います

少しでも成長のきっかけになれればうれしく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。